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膝の痛み

膝の痛みの考え方

症例1

50代女性。
転倒し、右膝を打撲。
それ以来、痛みが2ヶ月ほどずっと続き整形外科で治療するも改善せず、立ち仕事なので何とかして欲しいと来院された。

検査では全体に症状が強いが、膝を内旋させると一番痛みが強く誘発され、関節、筋肉以外に半月板の異常も示唆された。
初回で膝をしっかり施術すると、かなりの改善を自覚され、二回目施術時には以前と違う動きで痛みが誘発されるが痛みの度合いとしては5割以下になっていた。
週1回程度で計画し、4回の施術で膝は殆ど痛まなくなり、良好な状態を保っている。

その他の愁訴が多数あり、現在はそちらの治療のため来院されているが、膝の痛みを訴える事は殆ど無い。

★半月板の神経バランス異常が痛みに強く関与していたと考えられる症例である。
外傷により、半月板そのものが損傷していなくても、神経レベルで異常が起こっている事が多い。アクティベーター治療の最も効果を発揮する症例の一つである。

症例2

20代男性。
スポーツ(サッカー)をされていて、左回りにターンする時に右膝が痛む、と来院された。

検査をしてみると、右膝よりも左膝に異常が多く検出された。
左膝を無意識にかばっていた為に、右膝に症状が出たものと考えられた。
初回で運動時の痛みの消失、身体バランスの変化を自覚された。
改善傾向顕著な為、2週に1回で計画し、3回の施術で膝痛消失。
運動時も問題なく使えていて、稀に痛みを感じることもあるが一時的で、休めばすぐ良くなるとの事。
現在、月一回程度のメンテナンスを行なっている。

★身体のバランスが悪く、潜在的に異常がある方をかばった為に生じた膝痛である。
外傷や、誘引無く痛み出した場合はこのようなケースが多い。
痛い側だけ施術しても完治しないため、左右を比較して検査するタイプの施術が難しい症例である。

症例3

50代女性。整形外科的診断名:膝変形症
右膝痛。
正座不可、膝に水が溜まり、整形で膝変形症との診断で加療するもあまり効果なく来院された。
膝以外に腰、足首も痛み強い。
生まれつき内反足で、手術歴あり。

下肢は明らかに変形があり、強いO脚である。
右膝は屈曲硬縮が20度程あり、しっかり伸びない。
靭帯の異常は検出されないが、歩様、身体のバランスは非常に悪い。

以前、カイロプラクティックでボキボキされて嫌な思いをしたので、治療は軽めにして欲しいとのご希望から、初回は基本的な神経バランスの異常だけ取る事にした。
特別に膝を中心にはせず、身体全体の回復を促した。
初回後、すぐに膝が軽くなったことを自覚。
正座してみて頂くと、問題なく可能になった。

2週に1回くらいで来院され、ゆっくり優しく治療していくも、治療のたびに劇的に改善され、5回の治療後、膝はあまり気にならなくなる。
仕事中、気がつくと走っている事があり、同僚にも「痛い」と言わなくなったといわれ、改善を客観的にも理解でき喜んで下さった。
足首、腰も同時に改善しており、現在はさらに体調をアップさせる為の施術を行なっている。

★膝、下肢の変形自体は改善傾向あるものの、大きな変化はない。
しかし、痛みは著明に消失した。
構造的な異常(歪みや先天疾患)が痛みや症状の原因でない事を証明できる症例である。
例え変形があっても、きちんと神経のバランスを取れば症状は取れることが多い。
これもアクティベーター治療ならではの非常によい適応である。

症例4

60代女性。整形外科的診断名:両側変形性膝関節症
10年前からの膝の痛みで左>右。両側とも膝の内側に痛みがあり、圧痛も+。
階段昇降時が最も痛く、平地歩行もやや困難。
左は軽度の屈曲制限もあり、所見上は典型的な変形性膝関節症である。
整形、整体、カイロなど様々試したがイマイチと言う事で紹介来院された。

筋力低下、圧痛点など複数あり、症状が強いため週2~3回で計画を立てた。
2週後、曲がったままだった脚が伸びるようになり、屈曲制限解除。
痛みもかなりマシになった、と。
1ヶ月後(10回後)には平地歩行はほぼ問題なくなった。
かなり順調に改善していたが、自宅階段で転倒してひねったようで、関節に水がたまるなど一時増悪した。
それをクリアした後、PCRTも用いて階段昇降に対する治療を行ったところ、駅階段程度の段差はOKに。
かなり高いものはまだ難しいが、ほぼ4か月の治療で日常生活に支障がない程度まで回復した。

☆膝の変形性関節症の場合、劇的変化と言うのは起こりにくいが、徐々に改善していく傾向がある。
中程度の変形性関節症であれば、屈曲制限は解除されることがままある。
良く言われる筋トレなどは一切行っていないが、当センターでのケアで痛みから回復された。
変形=痛み ではない事を示す一例である。

症例5

70代女性。整形外科的診断名:片側変形性膝関節症(外反OA:ステージⅢ)

2年ほど前から増悪した膝の痛み
外反OAの膝であり、比較的珍しい。
歩行時痛、立ち上がり時に痛みが強い。階段昇降は一歩ずつ。
関節注射など、整形外科的保存療法はほぼ無効とのこと。

明らかな片足の外反変形があったが、AMCTでケアしたところ、5回ほどで少しずつ戻ってきた。
家族からも「足が伸びた」と言われ喜んでおられる。
立ち上がりの痛みはほぼ消失。
時折、軽い痛みを感じるが日常生活に支障はないとのこと。
階段への適応も目指したが、痛みが増したりして無理そうなので中止。
高齢のため、階段は使わないのでOKとのこと。

現在は週1回のメンテナンス・ケアで良好である。

★中等度の外反OAである。
比較的珍しいのでまた3例ほどの経験だが、内反膝より痛みが取れやすいように感じる。
外反膝は進行すると痛みよりも歩けなくなると言われ、手術になってしまうことがある。
早めのケアでうまくいった症例である。

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